芹沢由紀子のblog

マンガ家・芹沢由紀子です! 更新遅めです、すいません。 マンガ配信サイトなどで女性向け、ティーンズラブ、ダークファンタジーなどのシリーズを公開しています。 公式サイトは右リンクから飛べます➡

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もうバレンタインも過ぎた2月中旬、いまさらですがあけましておめでとうございます!

実は正月明けにコロナに感染してしまい、臥せっていました。3年間、コロナに罹らなかったのに、逃げ切れるかなと思っていたのに・・・・ダメでした。
家族も陰性でしたが謎の高熱で全員ダウンし、1月はほぼ活動ができず、なんとか仕事だけはこなしたのですが、後遺症の「倦怠感」とやらで、メンタルは絶不調でした。

味覚障害とか、いろいろな後遺症がありますが、私は「倦怠感」、とくに肉体の倦怠感ではなく、人生に対する倦怠感がひどかったです。
「今までの人生何だったんだ」とか「むなしい。生きるのしんどい」という感じです。40代ですので、更年期とか、ミドルライフクライシスも関与しているのだと思います。

もともとポジティブ思考で陽キャなほうだとは思っていたので、1月、2月は(それを多少ひきずり)つらかったです。

しかし、eBigcomic4でのWEB連載「ユータナシア」は、現在10話まで完成していて、今後も張り切って描いていくのでよろしくお付き合いください。

2023年賀状kuro

















「ユータナシア 特殊医療課・臨死介助班」
は、タイトルからは何の話かよくわからないと思いますが、「もし近い将来、日本で安楽死が容認されたら、こんな公務員が活躍するのではないか」という私の夢のような発想からうまれた、SF?ファンタジーであり、人間ドラマです。

自分も年齢を重ね、「死」とか「老い」についてよく考え、恐怖する日々の中で、死や老いを深く掘り下げていった結果、産まれてきたストーリーを形にしています。

毎回、亡くなりそうな人物たちが登場し、それにまつわるエピソードが展開し、主人公である鳴海怜二を含めた「特殊医療課。安楽死班2班」のメンバーが、活躍したり成長したりしていくお話です。

2022-11-04 (1)
2023-01-07


普段は、「死」とか「老い」を全く感じず、考える機会も少ないという読者の方にも、ぜひのぞいてみてほしい作品です。よろしければ、感想などを頂けると嬉しく思います!

2022-12-03 (3)
2023-01-07 (3)



それでは、今年もよろしくお願いいたします。
オファーがある限り、命を削ってマンガを描いていく次第でございます。




共依存くん02
よみきり「共依存くん」(人間ドラマ)

ストーリーを思い付き、1日でネームを描いて、1日4枚ずつ仕上げて毎日ツイッターに上げるという
自分では初の試みをしてみました。
原稿料を頂くお仕事以外に、完全趣味でマンガを描いたのは「下乳セリザワさん」以来久しぶりでした。
ちょっと時間が空くと、ハンドメイドやふらふら出かけたりしていました。
しかし今回はすっかりコロナで引きこもりに慣れてしまい、連載も終わり、次のシリーズを構想中だったので、「漫画を描きたい!」という気持ちが沸いてきたようです。
それにしても、自分の中から出てきた話がコレって…
つくづく私の頭の中にあるストーリーって、一般受けしそうにないどす黒いものばっかりだな、と思い知りました。

しかし、誰からの依頼でもなく、何かしらの啓発的意思もなく(帯状疱疹気を付けてね!とかではなく)思いつくものを好きなように描けたことが幸せだなと思えました。

次からはまたいくつかシリーズもののお仕事をする予定なので、次回心の赴くままに何かを仕上げる機会があるのかはわかりませんが、またいつかなにか仕上げて発表出来たらうれしいな。

以下のリンクから全部読めますので、お時間あるときご覧くださいませ。

「共依存くん」



「ヤンキー彼氏のきよはるくんは~」の動画と同じ「そうぞうや」さんにお願いして作っていただきました。さわやかな、だけどやわらかくておしゃれな感じに仕上がっておりますので、ぜひにご覧ください!

芹沢

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